こんにちは、2児の男子を育てるワーママときです。
我が家は夫の勤務時間がバラバラで尚且つ自由人なので長男を出産してからほぼワンオペの毎日です。
沐浴を卒業して初めて一緒に入るお風呂も、初めての予防接種も、夜泣き対応、救急受診、体調不良時の看病、熱性けいれん、喘息発作、救急車…あげだしたらきりがないですが、赤ちゃんと生活するうえで初めて経験することはほぼ私一人で対応しています。
夫は仕事だから仕方ないと割り切ろうと思っても、やはり心細いし、そばにいてほしいと思うし、なにより育児の大変さをもっと共感しあいたいとつくづく実感しています。
そんな我が家ですが、現在は新型コロナウイルスの関係で働き方が変わり、夫も家にいる時間が増えたので、ここぞとばかりに育児や家事をしてもらっています。(私の仕事はコロナ禍でも何も変わらず通常出勤なのもありますが…)
乳児期にほぼ子育てをしていなかった夫ですが、子どもたちと過ごす時間が増えたことで育児の大変さをようやく実感しているようです。(遅ッ!!)
我が家の話が長くなりましたが、今日はワンオペ育児の大変やツラさについて書いていこうと思います。
ワンオペ育児がはじまって最初に訪れた壁、それが睡眠不足でした。それもただの睡眠不足ではなく、もう最強猛烈な睡眠不足です。
出産前によく私が言っていた、「今日寝不足なの~」は寝不足じゃなかったなと思うくらい、毎日眠れない!本当に3秒目を閉じたら夢の世界に行けてしまうくらい睡魔との闘いでした。
赤ちゃん産まれたらなかなか寝れないよ~なんて先輩ママさんたちから聞かされていたけど、ここまでだったとは…
夜中泣き出した赤ちゃんを抱っこし、授乳し、ゲップさせ、吐き戻しがあれば着替えさせ、おむつを替えて、また抱っこ、寝たかな?とベッドに置いたら背中スイッチで泣き出して、また抱っこ…これを繰り返すうちに次の授乳時間になり、ふりだしに戻る…毎晩毎晩本当にこんな感じで、「えっ?私いつ寝るの?」を本気で思いました。特に第一子の長男の時は何もかも初めてで私も慣れていないから余計に時間が掛かり、一晩中抱っこして、布団に入ったのが朝5時のときもありました。(次男の時は、長男でだいぶ要領を掴んでいたので、わりかし布団で眠れていた気がします。)
赤ちゃんの性格によって、よく寝る子・なかなか寝付かない子、様々ですが出産後のボロボロの身体にとって”睡眠”をとれないということは瀕死の状態で更に必殺技を喰らったような大ダメージです。
夜中これだけのダメージを負って、朝になればまた通常運転しなければいけない…本当に育児は休む間がありません。ましてやワンオペ育児となると、すべて一人で回さないといけないので睡眠不足は余計にツラいものになってきます。
子どもたちの成長に伴い、夜泣きもなくなって私も朝まで眠れるようになった現在思うことは、怒涛の乳児期はもっと家事をサボったらよかったな…ということです。毎日洗濯機を回さなくてもよかったかも、ご飯作れないときは総菜を買ってきたらよかったかも、日中の家事は息子が昼寝している時間にやっていたので、その時間私も一緒に寝ればよかった…と今なら思います。
現在ワンオペ育児で睡眠不足のみなさん、少しでも眠れる時間を見つけて身体を休めることを最優先してくださいね!
時々現れる夫の無力さ…
ワンオペ育児に慣れてくると、時間の使い方とか家事の回し方が上手くなってきますよね。要領を掴むというか、一人で回すことに慣れきってしまう…そんな状態です。そんな時にふと現れる育児新人の夫…。
今日は夫も休みだからちょっとは楽できるかな~と期待した気持ちは一瞬で崩れ落ちていきます。なぜなら、毎日ワンオペですべてを回しているママたちからすれば”当たり前”のことも、育児新人夫からすればオムツ一つ変えることもまぁ~効率が悪い!なぜ新しいおむつを用意せずに履いてるおむつを脱がしてるのか…、ロンパースのボタンがずれているのか(しかも気付いていない!)、ウンチが出たらママー!!なのか、自分の気分で子どもの相手をやめるのか…。
そんな育児新人夫の姿にフツフツと怒りがこみ上げるママたちも多いのではないでしょうか。仕事なら初めて学ぶことは一生懸命メモを取るのに、なぜ育児になるとママから聞くことを聞き流しているのか、はぁ~~と長い溜息が出てしまうこともよくあります。
ママ友のご主人はすごく育児に積極的!とか毎週末子どもを連れて公園に来ているパパさんを見たときとか、なんで私だけこんなにワンオペなの?と思ってしまうこともあると思います。実際私がそうでした。
でも子どもと過ごせる濃密な時間をツラいだけで終わらしたくない!と私は思いました。どうしてもワンオペ育児ってマイナス面ばかりが目立ってしまいますが、見方を変えればプラスになる部分もあるのではないでしょうか。ワンオペ育児のプラス面について考えてみました。
ワンオペ育児のプラス面
すべてをひとりで回さないといけないワンオペ育児はたしかにマイナス面が多いです。
ですが見方を変えれば、[ひとりで回さないといけない→すべてを自分の裁量権で決めれる]ということにならないでしょうか。もちろん子どもを言いなりにさせると言った意味ではありません。自分のストレスが少なく動けるように自分で行動を決めることが出来るという意味です。
例えば、お風呂・ご飯・歯磨き・寝かしつけなど一段とバタバタする夕方からのストレスを減らすために、16時までにお風呂に入ってしまうのも一つの手だと思います。実際我が家も毎日は無理ですが仕事や保育園幼稚園がお休みの土日は16時までにお風呂に入ってます。(もちろん予定がある日は無理ですが)
早めにお風呂に入ることで夕方のタスクが一つ減るのと、入浴から2時間くらいで眠気がくるみたいなので、それまでにご飯・歯磨きを済ませ・絵本の読み聞かせなどで触れ合う時間を取るとちょうど眠いタイミングでお布団に入れるので寝かしつけも楽になったりします。(早く寝てくれると自分時間も増えるという一石二鳥!)
自分だけだと子ども時間に合わすことが出来るけど、そこにもう一人大人が加われば、すべてを子ども時間に合わすのは難しかったりしますよね。自分と子どものリズムで動けるというのはワンオペ育児のプラス面と言えるのではないでしょうか。
あとはやっぱり子どもの笑顔です。我が家は世間がお休みしているお正月やGW、お盆なども夫は仕事なので、長期休暇もワンオペで過ごしています。赤ちゃんの頃は長期休暇中はどこも混雑しているし家で過ごしていましたが、子どもたちが成長するにつれ、どこかに出かけたい!とリクエストされるようになりました。最初は私一人で子ども2人連れて混雑しているであろう場所に出掛けることに不安を感じていましたが、思い切って出かけてみたところ、案外いけるな!というのが率直な感想です。もちろん大変なこともありますが(ベビーカーひとつなのに2人とも電車で寝てしまったり…)帰ってから”今日楽しかったー!!”と言ってくれるその笑顔がやっぱり一番うれしいですし、また一緒に行きたいなと思います。
我が家は動物園や博物館、初詣にお祭りなど母子だけでもいろんな所に出掛けていて、出掛け先で撮った写真をバンバン仕事中の夫に送るので最近夫がヤキモチを焼き始めました(笑)
夫が帰ってきてから、今日どんなことをしたか・どんな場所に出掛けたかなど話す機会も増え、夫の休日に今度は家族みんなで同じ場所に出掛けることもあります。
まとめ
私がワンオペの状況を楽しめるようになってから、家の中の笑顔が増えたように感じます。もちろん今でも大変!しんどい!休みたい!と思うこともたくさんありますが、マイナス面ばかりじゃないことに気付いたことで、自分のやりやすいように子どもたちと過ごせること、また子どもたちの楽しそうな笑顔がリアルタイムで見れること、そういったプラス面を見ることを意識することで自分の置かれている状況も楽しくなるんだなと感じます。
この記事が現在ワンオペ育児に疲れ果てている皆さんのお役に少しでも立てればうれしく思います。今日も一緒にワンオペがんばりましょー!
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