会社員ママがフリーランスママになった本当の理由②

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人生の選択 仕事

こんにちは!2歳児男子育児に奮闘中のワーママときです。

前回、わたしが育休復帰後に感じた働きにくさについて書いてみました。(前回の記事

この記事では働きにくさを感じてからどのような行動を行ってきたかをお伝えします。いま現在、復職して働き方について考えているママたちのお役に少しでも立てれば嬉しいです。

もう限界…私の居場所はここにはない

次男の育休が明け、会社復帰した私に待っていたのは、”仕事をもらえない日々”でした。忙しそうな同僚たちの隣で私は何もすることがなく、ただ席に座っているだけ・・そんな日常が半年以上続き「こんな毎日に意味があるのか?」「これからもこの日々が続くのか?」と散々悩み、子どもたちが寝てから毎日のように夫の前で号泣したり、当時の私はもう心が限界でした。

そして、まだ先のことは何も決まっていないけど、とにかく現状から逃れたくて、仲の良かった同僚たちにも何も伝えず、ひとり人事部へ向かいました。「退職したい」と退職希望であることを伝えると、突然だったこともあり、驚いた人事部の人たちに理由は何か?と聞かれ経理部であったことを全て話しました。

すると、いきなり退職ではなく違う部署へ異動してみてはどうか?というまさかの提案・・もう会社から去る気満々だったため、”部署異動”という返答に困惑しましたが、まだ先のことは何も決めていなかったことと、当時保育園に通わせていたので私が退職すると子どもたちも退園になってしまうことが気がかりだったのでひとまず人事部の言うとおりに部署異動させてもらうことにしました。

新しい部署、徐々に前向きになってきたが・・

新しい部署では、仕事がたくさんもらえました。初めこそ緊張したもののすぐに気の合う仲間もでき、久しぶりに仕事が楽しいと思えるようになりました。しかし部署異動から1年ほど経ち、仕事にもやりがいを感じたり私自身の気持ちも前向きになっていった頃、不正出血や腹痛などの体調不良が出始めました。あまりの痛みや出血に「これは何かおかしいな・・」と感じ婦人科を受診。すると、”子宮内膜症”という子宮疾患が見つかりました。子宮内膜がかなり分厚くなっていること、卵巣からも少し出血し腹水も少しだけ溜まっていたことから「休職して身体を休めた方がよい」という医師の判断で診断書が出されました。

せっかく仕事が面白くなってきたのに・・という思いもありましたが、ひとまず上司に報告し、診断書を会社に提出すると私の気持ちが整理されないまま、あれよあれよと休職に入ることになりました。いきなりの休職、これからどうしたらよいのか再び悩める日々の始まりです。

休職中に考えたこと

休職し最初の数週間は、いきなり仕事を休んでしまった罪悪感や、同僚たちへの申し訳なさ、また、復職した時に自分の居場所がなくなるのではないかという不安がありました。でもずっと悩んでいても急に身体の調子が良くなるわけでもないし、今の置かれている現状を前向きに捉えないと!とシフトチェンジすることにしました。

日中、子どもたちは保育園に行っているので家にいるのは私一人。子どもが産まれてからこんなにゆっくりできた時間はなかったなとしみじみ感じながら、せっかく与えてもらえたこの時間に何か新しいことにチャレンジしたい!という気持ちが沸々と湧いてきました。そしてこれからどんな人生にしていきたいのか?何を大切にしたいのか?を自分に問い続けました。

子どもを産んでから働くうえで私が大事にしたかったことは

いざという時にすぐに子どもたちを迎えに行ける距離にいること(自宅で働きたい)

・子どもの体調不良等で休む時に有給休暇の残数を気にしなくていいこと

・自分が「楽しい!」を思える仕事をすること

 

たったこれだけのことですが、会社員をしているときはこの3つを達成することがとても難しかったです。

 

いざという時にすぐに迎えに行ける距離であること(自宅で働きたい)

自宅から会社までそれほど遠いわけではありませんでしたが、電車通勤でしたので災害等で電車がストップしてしまったら、すぐに子どものもとへ駆けつけることはできません。実際、次男育休中に私の住んでいる地域で震度6の大きな地震がありました。当時は育休中だったので子どものそばにいることができましたが、これが日中、職場にいるときだったら・・と考えたとき、すぐに子どものもとへ駆けつけられないのは耐えられないなと感じました。

また、子どもが小学生になり時短勤務制度が終了したら、フルタイムで働くことになります。そうなったとき、私が帰宅するまで子どもたちだけで留守番できるのか?や台風や大雨で警報が出たときはどうする?など考えれば考えるほど私の中で自宅で働きたいという気持ちが強くなりました。

 

子どもの体調不良等で休む時に有休の残数を気にしなくていいこと

有給休暇以外に看護休暇なども数日ありましたがそれでも年度末にはいつも有休数が足らず欠勤扱いになっていました。そして有休を使い果たすのはいつも私。主人にも同じように有給休暇や看護休暇があるのに、子どもが体調不良の時に休むのはいつも母である私でした。

私が子どものそばにいたかった、というのももちろんありますが、主人の職場では”子どもの体調不良なら奥さんが休むでしょ?”みたいな周りの目や風習があり中々休むことが難しかったのです。なので夫婦間でも「なんで私ばっかり!」問題でよく揉めていました。

 

自分が「楽しい!」を思える仕事をすること

仕事って大変なことも多く、面倒だな~と感じる業務もあるかもしれません。でも自分がやりたいことなら、どんな面倒なことも楽しく感じるだろうし、なにより、一日のうち仕事に充てる時間が大半なので、せっかく働くなら毎日楽しく働きたい!と思います。そして楽しそうに働く姿を子どもたちに見せたいという思いもありました。

この3つを叶えるには、会社員のままでは難しいなという結論に至りました。もちろん、これが叶う会社もあるかもしれません。でも私がいた会社ではとても難しかったのです。そして、自分が望む働き方を実現するにはフリーランスとして開業するしかない!と気付きました。

そこからフリーランスとしてのやっていくには何が必要なのか、開業ってどうやってするのか、安定した給料が得られる会社員を辞めてしまって

本当に大丈夫なのか・・・など思い浮かぶ様々な不安や課題をクリアするべく新たな勉強の日々が始まりました。

 

本日はここまで。この続きはまた改めて更新します(^^)

最後まで拝読いただき有難うございます!

 

とき

 

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2歳差兄弟の子育てに奮闘中のときです! 子どもを産んで知った育児の幸せな瞬間・大変な瞬間、様々な瞬間の喜びや悩みを役立つ情報として発信していきます。 そしてワーママならではの葛藤、仕事との両立の難しさ等も自身の経験も含めまとめていこうと思います。

コメント

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