焦らないで!落ち着いて!熱性けいれん経験まとめ

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こんにちは!2歳差男児育児に奮闘しているワーママときです!

我が家の次男は今までに2回、熱性けいれんを起こしています。はじめて痙攣している様子をみたときは「死んでしまう…」と本気で思いました。この記事では当時を振りかえりながら、熱性けいれんの対応について書いてみようと思います。

初めての熱性けいれん

次男の初めての熱性けいれんは1歳4か月のとき、39度の発熱が1日続いていたときでした。高熱が続くので解熱剤の坐薬を使用し、数時間は微熱まで下がっていたのですがその後、急激に熱が上がり始めたときに痙攣が起きました。

最初小さな唸り声が聞こえ、次男を見るといきなり白目になり顔色がどんどん土色になっていきました。唇も紫色になり手足を突っ張りながらガクガクガクと震えているのです。瞬時に”熱性けいれん”だと判断しましたが、初めて見るその姿に「死んでしまう…」と恐怖で私の手も震えていました。ですが、熱性けいれんが起きたときに「何分続いていたか?」「左右対称に痙攣していたのか?」などをチェックすることを育児書で読んだことを思い出し、すぐに時計を確認、何分に痙攣が始まったのかという確認と、次男から目を離さず痙攣している様子をじっと観察しました。

1分ほどして、痙攣が治まり顔色も元に戻りました。次男はぐったりしている様子でしたが呼吸も整いそのまま眠ってしまいました。そしてすぐに救急車を呼び、病院へ向かいました。

病院を受診して

病院ではお医者さんから熱性けいれんが起きたときの状況を詳しく聞かれました。覚えている範囲ですが大体下記のような質問だったと思います。

・今回が初めての痙攣か?(何回目の痙攣か?)

・熱が何度くらい出ていたか?

・痙攣は何分続いたか、また左右対称だったか?

・両親は子どものころに熱性けいれんを起こしたことがあるか?

・てんかんと言われた事はあるか?

次男の場合、「初めての痙攣」「熱は39度、痙攣後は40度に上がっていた」「時間は1分ほど、左右は対称」「私(母親)が幼児期に数回熱性けいれんを起こしたことがある」「てんかんと言われたことはない」でした。

高熱が出ていたこと、持続時間や左右対称だったこと、母親が熱性けいれんを起こしたことがあったこと、からすぐに「次男くんは熱性けいれんを起こしたんだね、お母さんびっくりしたでしょう」と話してくれました。そして、「いきなりの痙攣で死んでしまうかと思いました…」と伝えたところ、「熱性けいれん自体で命を落とす可能性は低いです。なのでもし次にまた熱性けいれんが起きたときは落ち着いて状況の確認、口の中に何も入っていないか(窒息の恐れがあるため)、気道は確保されているか、左右対称の痙攣か、痙攣時間はどのくらいかなどをしっかりと確認し、救急車を呼んでください」と言われました。そして念のため、熱性けいれんの予防の坐薬を入れてもらい帰宅しました。

その後、熱性けいれんは起きることなく、熱も下がり日常に戻りました。

2回目の熱性けいれん

2回目に熱性けいれんを起こしたのは1回目から約7か月後、また38~39度の高熱が続いていたときでした。長男の保育園のお迎えがあったので、高熱の次男を抱っこ紐で抱っこし、玄関で靴を履こうとした瞬間、ふと次男を見ると白目になっていました。

1回目の経験があったので、「またきたか」と自分でも驚くほど落ち着いていました。白目になって数秒後、ガクガクガクと痙攣がはじまりました。

1回目の痙攣後に、”熱性けいれんが起きたときの対応”を紙に書いて壁に貼っていたので比較的落ち着いて行動できたような気がします。とりあえず抱っこ紐を外し次男を横向きに寝かすと、口に何も入っていないか、左右対称か、そしてすぐに時間を測り始めました。

1回目のときと同じように、約1分ほど、左右対称に痙攣していた次男は痙攣が落ち着くと顔色も戻り、そのまま眠ってしまいました。

ひとまず病院へ行かないとと思い、まずは保育園へ電話。「次男が熱性けいれんを起こし今から病院に行くため長男のお迎えが遅くなる」ことを伝えました。その日の朝、長男にはいつもより早く迎えに行くからね!と伝えていたこともあり、お迎えが遅くなることがかわいそうだなと思いましたが、長男には帰宅してからありがとうと伝えようと心で「ごめんね」とつぶやき病院に向かいました。

その後、病院に向かったのですが、「救急車を呼んだのか」「タクシーで病院に行ったのか」記憶がないのです。2回目の熱性けいれんで1回目よりは落ち着いていたと言えど、やはり内心パニックになっていたのだと思います。病院についてから手の震えが止まらなかったのははっきりと覚えています。

病院では前回と同じようにその時の状況を聞かれ説明しました。次男の様子も落ち着いていたこと、前回のときに処方してもらった予防坐薬がまだ残っていたことで今回は特に何も処方なしで帰宅しました。

タクシーで帰宅し、そのまま長男の保育園へ直行。急にお迎えが遅くなってもお友達と楽しく遊んで待っていてくれた長男に、「遅くなってごめんね!」と伝えると「○○(次男)、大丈夫?緊急事態だったんでしょ?」と状況を理解してくれており、その健気な姿に思わず抱きしめずにはいられませんでした。長男にありがとうと伝え、3人で帰宅しました。

まとめ

1歳4か月、1歳11か月の頃に熱性けいれんを起こした次男は現在3歳5か月になりますが2回目以降、今のところ起きていません。身体が強くなり風邪を引く回数、高熱を出す回数がかなり減ったことも理由の一つかもしれませんがこのまま熱性けいれんを起こすことなく過ごしてほしいなと心から思います。

この2回の経験から、熱性けいれんの対応についてさらに詳しく調べ、壁の張り紙もアップデートしました。というのも、この2回の熱性けいれん、夫は仕事で不在のため経験していないのです。私からの話で聞く程度しか知識がなく、もし私が不在の時にまた熱性けいれんが起こった場合、夫自身がパニックにならないように細かく張り紙に記載しています。

お子さんの発育状況や熱性けいれんやてんかんの家族歴などで対応が異なってくると思いますが、2回の経験から我が家では下記のようにまとめています。

熱性けいれんが起きた時

まずは気道確保!身体(顔)を横向きにする

→痙攣時に嘔吐することがあり、嘔吐物が気道に入り窒息する恐れがあります。また、痙攣時に舌を嚙んでしまわないか心配になると思いますが、舌を嚙まないようにタオルなどを無理やり口の中に入れたり、いきなり人工呼吸をするのは絶対にNGです!

衣類を緩め、呼吸を楽にする

→抱き上げたり、揺さぶったりするのはNGです。

・痙攣の様子をしっかりと観察する

→痙攣の時間は?痙攣の部位は?左右差はあるかないか?体温は?意識はあるか?(なかった場合、その時間はどのくらいか)その他の症状は?(白目をむいている・意識を失い嘔吐している…など。余裕があればスマホなどで録画することで小児科受診の際に状況を説明しやすいです。

・痙攣が治まったら小児科受診(救急でも)

こんな時はすぐに救急車!!

5分以上痙攣が続く、意識が戻らない、首が硬直する、頭痛がある、嘔吐している、熱中症の疑いがある、頭をぶつけた など

 

子どもが熱性けいれんを起こしたとき、恐怖でパニックになってしまうかもしれません。私もそうでした。でも焦らずに、とにかく落ち着いて窒息しないよう注意し、しっかりとお子さんの様子を観察してください。その時の様子をしっかりと理解しておくことで、後々お医者さんへ詳しく状況説明ができます。そして、熱性けいれんを起こしたとき、お子さんの発育状況などにより一人ひとり対応も異なってくるので、お子さんのかかりつけ医と相談しながら対応していくのが最善だと思います。

 

本日も拝読いただき有難うございます!

とき

 

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2歳差兄弟の子育てに奮闘中のときです! 子どもを産んで知った育児の幸せな瞬間・大変な瞬間、様々な瞬間の喜びや悩みを役立つ情報として発信していきます。 そしてワーママならではの葛藤、仕事との両立の難しさ等も自身の経験も含めまとめていこうと思います。
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