こんにちは!2歳差兄弟育児に奮闘中のワーママときです!
今日は次男の吃音について書いていきます。吃音は現在進行形で悩みながら手探りを続けている状況です。ブログに記録として残しておきたいと思いこの記事を書くことを決めました。
吃音はいつ始まるの?どんな時にどもるの?
次男は2歳の終わりごろに“どもり”が出始めました。
言葉が出るのもゆっくりだったこともあり、最初はどもっていてもあまり気にしていませんでした。数か月吃音のある期間が続いた後、気が付けばピタッとどもることがなくなり、「あっ、やっぱり言葉の出始めで少しどもっていただけなんだなぁ」と思っていました。
それから吃音のない期間が数か月続き、幼稚園に入園する(環境の変化)タイミングで再びどもるようになりました。この時は前回の吃音期間があったため、すぐに吃音が始まったことに気が付きました。この辺りから私自身も吃音について調べるようになり、園の先生とも情報交換しながら様子を見ていました。
次男の吃音がよく出るタイミングは「環境が変化したとき」「緊張したとき」「気持ちが高揚しているとき」が多く、逆にリラックスして落ち着いているときはスラスラスラ~と話せることもあります。
次男が言葉に詰まっていた時、「ゆっくりでいいよ~」と言っていたのですが、のちにこの対応が間違いだったことに気付きます。
吃音ってなんだろう?
吃音について勉強するうちに、吃音には三種類あることを知りました。
・「ああああああのね」のように最初の一音を繰り返す”連発”
・「あぁーーーのね」のように最初の一音を引き延ばす”伸発”
・「………ぁのね」のように最初の一音が出づらい”難発”
次男は最初の一音を繰り返す”連発”から始まり、最近は”伸発”も出ています。
すべての言葉で吃音が出るのではなく、次男にとって「言いやすい言葉と言いづらい言葉」があるようです。また単語などの短い言葉では吃音は出にくく、長文になるとよく吃音が出てしまいます。
そして吃音には”波”があります。これは吃音がでない時期(調子のよい時期)と吃音がよく出る時期(調子の悪い時期)です。調子の悪い時期だと、今まで詰まらずに言えていた言葉(短い単語など)も詰まることがあります。次男も吃音が出始めてから数か月続いた後、吃音がピタッとなくなったのはこの”波”だったのだと知りました。
吃音を発症するのは2歳~4歳ごろが多く、発症から3年で7割程度は自然回復するそうです。しかし男の子は女の子に比べ自然回復の割合が低く、6割程度と言われています。
次男の吃音が始まり周囲へ相談したところよく言われたのがこの言葉。「まだ小さいし、どもることもある。そのうち治るよ!」
周囲の人々は励ましのためにかけてくれた言葉かもしれません。しかし、吃音は治る人もいれば治らない人もいる。治らなかったらどうしよう・・・大きくなっても吃音が続いていたらどうしよう・・・という不安に駆られました。
そしてちょうどそんな頃、ある事件が起きました。
病院受診を決意したきっかけ
今まで詰まりながらもお話ししていた次男でしたが、少し前から家族以外の人がいる場面ではあまり話さなくなりました。(全く話さないというより声が小さくなったり、私を通して言いたいことを伝えてもらうなど)
もともと人見知りなのもありますが、少しずつ次男自身が吃音について気付き始め、スムーズにお喋りできないことにもどかしさを感じているように感じました。
そんなある日、いつも通り幼稚園から帰宅し家族で晩御飯を食べているといきなり次男が大号泣し始めました。
一体何事かと、ひとまず次男を落ち着かせ、どうして泣いているのか理由を聞いてみました。
その日幼稚園でクラスのみんなの前で発表する機会があり、マイクを向けられた次男は緊張とうまく喋りたいというプレッシャーからいつも以上に詰まってしまったこと、その様子をクラスのお友達に笑われてしまったことを泣きながら話してくれました。もちろんお友達も悪意があって笑ったのではなく、どうしてそんなに詰まるんだろう?と不思議に感じただけだと思いますが、次男には「うまく喋れなかった」「お友達に笑われた」ということが記憶に残ってしまい、必死に抑えていた感情が溢れ出てしまったようでした。
その姿をみて、次男は私たちが思っている以上に吃音について気にしているということに気が付きました。
次男が心から幼稚園を楽しめるためには幼稚園の先生方の協力も必要不可欠なので、面談の時間をいただき、まずは家での大号泣の様子を伝え、どのような対応をお願いしたいかを伝えました。
その時に参考になったのがこちらの書籍です。
価格:1,430円 |
吃音についての家庭や幼稚園・学校での対応方法がとても分かりやすく書かれており、先生へコピーして渡せるようなページもあり、私も先生との面談の際に活用しました。
そしてこの本を読んで、吃音で言葉が詰まるときに「ゆっくりでいいよ」「落ち着いて」などの声掛けはプレッシャーにしかならず逆効果だと知りました。
家庭での過ごし方や幼稚園の協力を仰ぐだけではなく、次男自身が今後言葉の訓練が必要になるのかどうかを診察してもらうために近々病院を受診する予定です。以前かかりつけの小児科で吃音について尋ねてみると、まず小児科で診察をして言語聴覚士の先生がいる病院へ受診した方がよさそうなら紹介状を書いてもらえるということを聞きました。
ここ最近、コロナで幼稚園の休園が続いていたのでまだ受診できていませんが、近いうちにかかりつけの小児科へ受診します。
受診してからのことについてはまた改めてブログを書こうと思います!
どんなあなたもすばらしい!
次男の吃音を通して、私たち夫婦もたくさん勉強させてもらっています。
その中で一ついえることは、「どんなあなたもすばらしい!!」ということ。これは吃音に限らずどんなことにでも当てはまると思いますが、人と違うことをマイナスととらえるのではなく、その子自身の個性・長所とプラスにとらえることで人生は輝き始めます。
まだまだ小さい子どもたち、これから生きる世界が広がり、人との違いに戸惑い悩むことがたくさん出てくるかもしれません。そんな時、親として何ができるのか。親の悩みも尽きませんね。けれど、どんなあなたも大切で大好きで素晴らしいということを伝え続けようと思います!
とき
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